|
||||||
2012年11月05日
暮らし方 高齢者の家
高齢者の家庭を片づけする時のことについて
すこしふれます。
私はあと何年生きるかわからない とよく言われます。
その言葉の奥には、だからガマンする がかくれています。
ご本人が不自由だからどうにかしたいとおっしゃられたときに
遠方に住むご家族から、「今さら家にお金をかけるな」
と言われたと言うお話もよく聞きます。
一番ヒドイなと思ったのは 雨漏れしてるのに
「修理しなくていい。どうせ誰も住まないのだから」
という言葉
確かに何年生きるかわかりません。
その言葉の奥には 死ぬまでガマンしろ って言葉がかくれています。
雨漏れしている家で 仮にあと10年暮らすかもしれないのです。
天井がくさって落ちてくるかもしれない家で死ぬまでガマンする
私だったら嫌です。
腰が曲がってしまって、とどかなくなった キッチンの吊戸棚に
脚立に乗ってモノを出し入れされている方もよくおられます。
押入れを片づける体力がなくて、床にモノを置きはじめて
歩くのにも危ない家もあります。
何年かしかないと思うならこそ、暮らしやすい家にしましょう と
私は必ず言います。
毎日の生活を今まで通りできる家に改善していくこと。
それが 高齢者の自立に一番役にたちます。
動きにくいから動かないと、体力の低下につながり、
気力も低下します。
うつやひきこもりにならないために、ガマンするのではなく
それぞれの年齢や家族構成に合わせた 暮らしやすい家に
変えていくことが大事です。
実例についてはまたご紹介します
11/8セミナー案内 とにかく早く片づけたい方はどうぞ
会場広げましたのであと数名参加可能です。
Posted by Atsuko at 09:19│Comments(0)
│高齢者の暮らし