片づけが下手だと思い込む?

Atsuko

2016年12月17日 18:23

自信がなくて片づけられない。
どう片づけていいのかわからないという50代女性のお客様でした。

ご主人がとても立場の強いご家庭。
いつも散らかっていると叱咤されている。

あれはどこにあるのかと聞かれて、ないと叱られるからと、何も捨てられない。
捨てないためモノがたまるから、片づけろと叱られる。
それを繰り返した30年。
30年以上かけて私は片づけが下手だと刷り込まれているのです。
ご本人はそれに気づいていない。
下手だと思い込んでいるだけだと思います。
食器の収納とても上手でしたよ。
量が多すぎるのは別問題ですが・・・

子供が小さい頃は子供に手がかかるからと言訳できた。
でも子供は大きくなり、言い訳はできない。
単身赴任の夫が帰ってくると機嫌が気になってばかり。

主人に怒られないようにしたいというのが片づけの本音のようでした。

リビングとキッチンの片づけを行いました。
リビングは片づけの難関です。
家族のそれぞれの持ち物がすべて置いてある。
家族の部屋にいちいちそれを運んで片づける?
それは誰でも嫌ですよね。

こちらのお宅は書類が山積みでした。
奥様が管理できるものと、ご主人が目を通すものを分けました。
書類の仕分けを続けていけば、怒られることもなく維持できます。

1歩越えると、片づけるのが楽しくなる。
ご主人に怒られないためでなく、私のための片づけにしてほしい。
私が楽しく暮らせる我が家。
そのための片づけを目標にしてほしいと思います。

集金にお伺いした時に、玄関の外の床コンクリを高圧洗浄機で洗浄したんですと
見せてくださいました。
自信とやる気の表れです。
今まで蓋をして見ないようにしていたけど、キレイになっていくことが
楽しいと思えるようになったんだと思います。

ご主人帰ってきて何かおっしゃいましたかと尋ねると、
「何も言いませんでしたが、文句は言われなかったのでよかったんだと
思います」とのことでした。

どうやって片づけたらいいのかわかりました。
これから自分で頑張りますとおっしゃりました。
これから先が楽しみです。

福岡の片づけと暮らしサポート
凜style
長崎 温子
TEL 092-943-4183

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