施設から自宅に戻る高齢者へのサポート

Atsuko

2015年03月04日 11:43

10年以上にわたり色々お手伝いしてきたお客様です。

始まりはご主人の介護をなさっている時に伺いました。
介護のために購入した家具の組立だったと思います。

ご主人はお亡くなりになられましたが、一人暮らしでずっとお元気に暮らしてありました。

以前にもブログに書きましたが、うつになられて入院されました。
うつになられた原因はガンになられたことです。

ガンは手術されてよくなっているのですが、心配で気分が落ち込まれたと思います。


これまで2年あまり留守宅の管理をしてきました。

症状が改善したので家に帰るとお客様からお話があり、片づけと
清掃を行いました。

病院に1年 介護施設に1年おられました。
病院に入院中も介護施設でも何度かお会いしました。

本人はよくなったので帰りたいといってもなかなかうまく行きません
一人暮らしなので、家族の同意、医師やケアマネージャーの同意など
さまざまなことがあります。

一旦入院すると元の生活に戻るのは難しいことだと実感しました。

自宅に帰って心機一転の生活をしたいということで、いらないものを
捨てたいとおっしゃいました。

子供の本や机、衣類、古い布団、本棚などおもいっきり処分されました。
仕事している私たちがここまで捨てられると気持ちいいだろうと思うくらい。

これからの自宅での生活を楽しく生きたいという彼女の決意の表れだと感じました。

自宅にもどる許可がおりたのはそれから半年後のことでした。


帰る前に庭の手入れを頼まれました。

藪のようになっていて、手入れが大変だから全部切ることになりました。




退院のお祝いに鉢植えを飾りました。

帰宅された時に少しでも楽しい気分になっていただけるように。


施設を退所される日に部屋の荷物を運んであげました。

帰宅されて、あなたたちの気持ちがとてもうれしかったと喜んでいただけました。

自宅で暮らせるほうが楽しいですよね。

こらからも見守っていきたいと思います。


福岡の片づけと暮らしサポート

凜style

TEL 092-943-4183




関連記事