計量スプーンでカレーを食べる

Atsuko

2013年09月25日 13:13

先日3LDKの片づけをしたお客様。

冷蔵庫の下の床が水漏れで腐食していたのを

張り替えに行きました。



その時ご主人からの一言がとても印象に残りました。

片づけをした日夕飯にカレーを食べたそうです。

処分しすぎて、大きいスプーンがなかったそうです。

計量スプーンで食べたと笑いながらおっしゃいました。

奥様がここまで片づけができたことをほめてあげたいと。

とてもうれしそうでした。

捨ててしまって困ることは私も年に何度かあります。

でもなんとかなります。

モノが多すぎることに対するストレスより、はるかに落ち着いた

暮らしができるからです。

今まで大量の荷物と暮らしてきたから、それが理解できたんだと思います。


相談を受けて伺った日、いったん業者に処分を頼まれた後でした。

でも現実は処分されたといっても収納は不可能な量のモノがある状況でした。

ご主人が奥様に言われていたこと。

「これで片づくわけがない。」

「ここにおいてあるもの全部捨てるくらいの気持ちになれ」

奥様は「これも今朝使った。これも年に1度使う」

「業者が来て仕訳して必要だから残したものだ」と泣きながら反論。

ご主人から、私にメンタル面を説いてやってくださいと言われましたが

私には捨てきれない人の気持ちが重々わかるので

これ以上責めることはタブーだと感じ

決心されたことだけでも十分だから頑張りましょう。

と声をかけました。

責められるとかおこられるのは誰にとっても辛いことです。

奥様は独身時代にお母様をなくされ、そのあとマンションを購入。

亡くなったお母様の遺品も含めて大量の荷物をもって引っ越し。

あけることもない段ボールが山積み状態。

そのあとご縁があり、ご結婚。

ご主人にとっても奥様にとってもその荷物は

ストレスだったと思います。

いつか片づけようとあれこれ収納グッズを買われていました。

でもどこから手を付けて良いのかもわからない状況。

一体何時間かかるんでしょうかというご質問に

私は4時間で終わらせる予定です。

いるいらないの決断を早くしてもらえれば大丈夫ですと

話して帰りました。

片づけはその翌日です。

どうなることかとかなり心配しながら伺いました。

次回に続きます。


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